[メイン] カーリー : x5 3d6 #1 (3D6) > 8[2,2,4] > 8 #2 (3D6) > 13[4,6,3] > 13 #3 (3D6) > 10[1,6,3] > 10 #4 (3D6) > 9[2,4,3] > 9 #5 (3D6) > 9[2,3,4] > 9

[メイン] 鬼瓦輪 :  

[メイン] 鬼瓦輪 :  

[メイン] 鬼瓦輪 :  

[メイン] 鬼瓦輪 :      壱

[メイン] 鬼瓦輪 : ……それは、いつ頃だっただろうか

[メイン] 鬼瓦輪 : 父と母が喧嘩をしていた、運命の日

[メイン] 鬼瓦輪 : 何故喧嘩していたのはその時の自分には 分からない

[メイン] 鬼瓦輪 : しかし、その無垢な時期ですら予感し、確実に言える事は

[メイン] 鬼瓦輪 : ───私の人生は大きく変わってしまった事だ

[メイン] 鬼瓦輪 :  

[メイン] 鬼瓦輪 : ピピピ、と鳴るアラームを押す

[メイン] 鬼瓦輪 : いつもの目覚まし
しかしその目覚めは最悪に近く…

[メイン] 鬼瓦輪 :  

[メイン] 鬼瓦輪 :  

[メイン] 鬼瓦輪 :  

[メイン] 鬼瓦輪 :      弍

[メイン] 鬼瓦輪 : 喉が枯れるほど叫んだ、別れの日

[メイン] 鬼瓦輪 : その日全てを母から聞かされた

[メイン] 鬼瓦輪 : どうやら父親が愛人を作り私と母を捨てるようだ

[メイン] 鬼瓦輪 : 泣かれながら、何度も、何度も
その話を聞いた

[メイン] 鬼瓦輪 : 『待って、行かないで』

[メイン] 鬼瓦輪 : 何度この言葉を使っただろう

[メイン] 鬼瓦輪 : 雪の降る夜の中、荷物を持って出て行く父親の背を追い走り続けた

[メイン] 鬼瓦輪 : 走って、叫んで
走って、叫んで
走って、叫んだ

[メイン] 鬼瓦輪 : だけど最後は

[メイン] 鬼瓦輪 : ─────『諦めた』

[メイン] 鬼瓦輪 :  

[メイン] 鬼瓦輪 : 「───ハッ!」

[メイン] 鬼瓦輪 : 再びの悪夢に、目を覚ました

[メイン] 鬼瓦輪 : アラームは、まだ鳴らない
5:00を指してるようだ

[メイン] 鬼瓦輪 : 何故、今更になってこんな事を思い出すのだろうか

[メイン] 鬼瓦輪 : 答えは…わからない

[メイン] 鬼瓦輪 :  

[メイン] 鬼瓦輪 :  

[メイン] 鬼瓦輪 :  

[メイン] 鬼瓦輪 :      参

[メイン] 鬼瓦輪 : その次の日から、母が怒る日が多くなった

[メイン] 鬼瓦輪 : 武を極めろ
学を極めろと言ってくるばかり

[メイン] 鬼瓦輪 : それでも、私は頑張り続けた

[メイン] 鬼瓦輪 : だけど
だけど
ある日に

[メイン] 鬼瓦輪 : 『仮面』を渡された

[メイン] 鬼瓦輪 : 顔が父親に似ていたことが気に食わなかったようだ

[メイン] 鬼瓦輪 : 仮面をつける事を強制させられた

[メイン] 鬼瓦輪 : 友達はみるみると減っていった

[メイン] 鬼瓦輪 : 成績は伸び、校内で一番の強さを誇るようになったのに

[メイン] 鬼瓦輪 : 友達は、それに反比例するかのように

[メイン] 鬼瓦輪 : ───嗚呼

[メイン] 鬼瓦輪 : その日、『私』は死んだのか

[メイン] 鬼瓦輪 : そこにいるのは『鬼の役割を持った女役者』

[メイン] 鬼瓦輪 : ………心底、嫌になった

[メイン] 鬼瓦輪 :  

[メイン] 鬼瓦輪 : 「ああもう!ここ最近どうかしている!!」
目を覚まし、顔を洗って鏡に向かって叫ぶ

[メイン] 鬼瓦輪 : 何故?何故ここ数日こんな嫌な事を思い出さなければならないのだろう

[メイン] 鬼瓦輪 : 時刻はまだ2:30
……声を荒げてしまった事に気がつき口を押さえる

[メイン] 鬼瓦輪 : ……寝よう

[メイン] 鬼瓦輪 :  

[メイン] 鬼瓦輪 : ccb<=45 (1D100<=45) > 61 > 失敗

[メイン] 鬼瓦輪 : ccb<=45 (1D100<=45) > 31 > 成功

[メイン] 鬼瓦輪 : ccb<=45 (1D100<=45) > 35 > 成功

[メイン] system : [ 鬼瓦輪 ] SAN : 45 → 44

[メイン] GM :

[メイン] GM :

[メイン] GM :

[メイン] GM : あなたは暗い廊下に立っていた

[メイン] GM : 辺りはよく見えないが広い 両手を広げても3人は並べるか
糸が軋む音がする

[メイン] GM : 行動するなら以下から選ぶこと。それ以外は不可。
――《辺りを調べる》
――《進む》
――《戻る》

[メイン] 鬼瓦輪 : 目を覚ます

[メイン] 鬼瓦輪 : しかし、そこは今まで寝ていたベッドの上では無く

[メイン] 鬼瓦輪 : ……暗い、廊下?

[メイン] 鬼瓦輪 : 少なくとも、私はこんな場所知らない

[メイン] 鬼瓦輪 : 「う……うわああ!?」

[メイン] 鬼瓦輪 : ならば当然、この反応だ
目も覚めてきてダメージは2倍だろう

[メイン] 鬼瓦輪 : れれれれ冷静に、冷静になれ鬼瓦輪!

[メイン] 鬼瓦輪 : 心の中で何度も何度も反復しつつ

[メイン] 鬼瓦輪 : 「ふう……少し落ち着いた」

[メイン] 鬼瓦輪 : 取り敢えず、どこか分からない場所に来てしまったのだろう

[メイン] 鬼瓦輪 : ……前進!前進!とは言えない

[メイン] 鬼瓦輪 : ひとまず周りの安全を確認しよう

[メイン] 鬼瓦輪 : 《辺りを調べる》

[メイン] GM : 廊下は前後に、先も見えないほど延びているようだった

[メイン] GM : そして暗闇の中に無数の人形が吊られていた

[メイン] GM : あるものは宙ぶらりんで あるものは大地に蹲り
マネキン人形のような、顔も無い人型がその場を埋め尽くしていた
SANc(0/1)

[メイン] 鬼瓦輪 : ccb<=44 (1D100<=44) > 52 > 失敗

[メイン] system : [ 鬼瓦輪 ] SAN : 44 → 43

[メイン] 鬼瓦輪 : 顔のない人形を見て思わず、「ヒッ!」と声を上げてしまう

[メイン] 鬼瓦輪 : 何だかおかしい、いやこの不可解な状況もだが…

[メイン] 鬼瓦輪 : 何より私自身が弱気だ
頭ではわかっているのだが…

[メイン] 鬼瓦輪 : 「な…何なのだここは?」

[メイン] 鬼瓦輪 : 当然の疑問
しかしもちろんそれに応える人物もいそうにない

[メイン] 鬼瓦輪 : んんんん…どうしたらいい?
私は、どうしたら……

[メイン] 鬼瓦輪 : いかんいかん!こう言った考え方が付け込まれる隙になるのだ!

[メイン] 鬼瓦輪 : この真っ暗な中
前進は、論外

[メイン] 鬼瓦輪 : 背を向けて移動する後退は、もっと論外

[メイン] 鬼瓦輪 : 進め、今は一先ず足を動かせ!

[メイン] GM :

[メイン] GM : 進む。

[メイン] GM : 進んでも進んでも風景が変わらない。
同じような廊下をずっと歩いている。

[メイン] GM : 進んだ。

[メイン] GM : 行動するなら以下から選ぶこと。それ以外は不可。
――《辺りを調べる》
――《進む》
――《戻る》

[メイン] 鬼瓦輪 : 進んでも雰囲気も風景も変わらない

[メイン] 鬼瓦輪 : その事実は確かに私の精神を少しずつだが蝕んで来ている

[メイン] 鬼瓦輪 : ────まただ
また弱気になっている

[メイン] 鬼瓦輪 : フー、と深呼吸
ああ、落ち着いた

[メイン] 鬼瓦輪 : 武術において基本中の基本
呼吸は常に私の心を平然としてくれる

[メイン] 鬼瓦輪 : そして、武術においてもう一つ大切な事がある

[メイン] 鬼瓦輪 : 『反復』だ

[メイン] 鬼瓦輪 : さっきと変わらなくても関係ない

[メイン] 鬼瓦輪 : 辺りを調べよう

[メイン] GM : 様子は先ほどの一画と変わりはなさそうだ。
ハサミの音が聞こえる。

[メイン] GM : そして、前方、遠くで人形が糸が切れたように崩れ落ちる。

[メイン] 鬼瓦輪 : ────!

[メイン] 鬼瓦輪 : 辺りを見渡していた顔をその音の方に向ける

[メイン] 鬼瓦輪 : ハサミの音…つまりここに人がいる?

[メイン] 鬼瓦輪 : その事実は私に少しばかりの安心を与えてくれた

[メイン] 鬼瓦輪 : ただ、出てくる人や物が友好的であるとも思えない

[メイン] 鬼瓦輪 : 警戒心を少しだけ持ち、音の主人が近づくのを待とう

[メイン] GM : 足音は徐々に近付いてくる。

[メイン] GM : また人形が倒れる。
倒れた人形を退かして人影が歩いてくる。

[メイン] 危なげな人形 : 大きなハサミを持っているが、肌や関節を見るに人形のように見える。

[メイン] 危なげな人形 : 「んあ?」

[メイン] 鬼瓦輪 : 「うお!?」
予想はしていたが、大きなハサミを見て驚く

[メイン] 鬼瓦輪 : 「い…一応尋ねるが、お前が音を出している奴か?」

[メイン] 危なげな人形 : 「音って……」

[メイン] 危なげな人形 : ハサミを鳴らす。
チョッキン!

[メイン] 危なげな人形 : 「このこと?」

[メイン] 鬼瓦輪 : 「うわああ!?」
再び驚く

[メイン] 鬼瓦輪 : びっくりするじゃないか!!
内心少し怒り心頭

[メイン] 鬼瓦輪 : 「と、とにかくだ!お前は誰で何をしているのか聞かせてくれるか!」

[メイン] 危なげな人形 : 「ふ」

[メイン] 危なげな人形 : 「私は私で、歩いてるだけだけど?」

[メイン] 鬼瓦輪 : 「あ…歩いているだけ?」

[メイン] 鬼瓦輪 : 嘘だろオイ
人形とか倒れるの見たぞ

[メイン] 鬼瓦輪 : 喉まででかかったが抑える
あまりいらない事を言うべきじゃない

[メイン] 鬼瓦輪 : 「じゃ…じゃあ名前とかは?それとここがどこだか知っているか?」

[メイン] 危なげな人形 : 「イトキリ」

[メイン] 鬼瓦輪 : 「イトキリ……」

[メイン] 鬼瓦輪 : (そのまんまじゃあないか!)

[メイン] イトキリ : 「で、ここは……夢じゃない? ま、夢でしょ」

[メイン] 鬼瓦輪 : 「ゆ…夢か!」

[メイン] 鬼瓦輪 : 強がるようにははは、と笑う
あーそっか夢かー

[メイン] 鬼瓦輪 : こんな現実感ある夢があってたまるか!

[メイン] 鬼瓦輪 : 「で…何故前に前にとイトキリは進んでいるんだ?」

[メイン] 鬼瓦輪 : そう言った直後自分の失態に気がつく
名乗ってないな私

[メイン] 鬼瓦輪 : 「私は鬼瓦輪!色々とあるが今は鬼瓦と呼んでくれ!」

[メイン] イトキリ : 「え~……はい、わかったわ」

[メイン] イトキリ : 「なんで前に進んでるかってえ、それはじゃあ」

[メイン] イトキリ : 「逆に聞くけど止まって何になるの?」

[メイン] 鬼瓦輪 : 「…む、それは……」
言い淀む、確かに一理どころか万理ある

[メイン] 鬼瓦輪 : 「だから、進み続けると」

[メイン] イトキリ : 「そゆこと」

[メイン] 鬼瓦輪 : 納得した
取り敢えずコイツはバカなんだろう多分

[メイン] 鬼瓦輪 : そしてこれもしかして
どいてなかったら切られる…?

[メイン] 鬼瓦輪 : ブルッ、と身体が震える
ま…まだ心の準備という物が……

[メイン] 鬼瓦輪 : ────フゥ、っと深呼吸、深呼吸

[メイン] 鬼瓦輪 : 「……成る程、進みたければ進むといい。私は退く」

[メイン] イトキリ : 「言われなくてもやるつもりだったわ」

[メイン] イトキリ : 「まあ退いてくれるのはよかったわ。切る手間が省けるもの!」

[メイン] 鬼瓦輪 : 「……そ、そうだな!」

[メイン] 鬼瓦輪 : 退いて、イトキリの通過を見届ける

[メイン] 鬼瓦輪 : ……目線は、イトキリに

[メイン] 鬼瓦輪 : 人形だ
人形であるなら、糸が無ければ動けないハズ

[メイン] イトキリ : 周りの人形と同じように、全身糸に繰られているらしい

[メイン] イトキリ : 特に見られているのも気づかない様子で、ハサミを振り回して廊下の奥に歩いていく。

[メイン] 鬼瓦輪 : 「またな〜〜!」

[メイン] 鬼瓦輪 : 後を見送る

[メイン] 鬼瓦輪 : さて、と
糸で繋がれている

[メイン] 鬼瓦輪 : 前に前に進もうとしていた彼女が

[メイン] 鬼瓦輪 : ……嫌だなぁ

[メイン] 鬼瓦輪 : 諦めないのに、結果が出て来ないかもしれないなんて

[メイン] 鬼瓦輪 :  

[メイン] 鬼瓦輪 : 気を取り直して前に進もう

[メイン] GM :

[メイン] GM : 進む。

[メイン] GM : 進んでも進んでも風景が変わらない。
同じような廊下をずっと歩いている。

[メイン] GM : 進んだ。

[メイン] GM : 行動するなら以下から選ぶこと。それ以外は不可。
――《辺りを調べる》
――《進む》
――《戻る》

[メイン] 鬼瓦輪 : さっきのような不安は、もう無い

[メイン] 鬼瓦輪 : そして何度も繰り返す

[メイン] 鬼瓦輪 : 辺りを調べる

[メイン] 鬼瓦輪 : ───ふと、イトキリの事が思い浮かんだ

[メイン] 鬼瓦輪 : 彼女は、周りを調べたりしたのだろうか

[メイン] 鬼瓦輪 : ……今は、自分のことに集中しよう

[メイン] GM : 廊下の様子はあまり変わりない。

[メイン] GM : 人形の中に異彩を放つものがある
薄青のドレスを身に着けた人形だ
瞳を閉じ、その場で立ち尽くすようにしている

[メイン] 鬼瓦輪 : 半分に割れた修羅の面を深く被る
今となってはコミュニケーションを取る際や心を落ち着ける際に存外役に立つ

[メイン] 鬼瓦輪 : それに………

[メイン] 鬼瓦輪 : 少しだけ顔を赤らめて笑みを浮かべる
いかんいかん!雑念は消さねば

[メイン] 鬼瓦輪 : 「……おーい」

[メイン] 鬼瓦輪 : 人形に、声をかける

[メイン] 静かな人形 : ぱちりと瞼を上げた。

[メイン] 静かな人形 : 「……はて」

[メイン] 鬼瓦輪 : 「う………ここで、なにを?」
驚きを気合で抑えて取り敢えず聞きたい事を聞く

[メイン] 静かな人形 : 「……失礼、少々惚けておりました」

[メイン] 静かな人形 : 身だしなみを整えるように、少し体を揺らした

[メイン] 鬼瓦輪 : 「そうか…えー…まずお前の名前は何だ?」

[メイン] 鬼瓦輪 : 「私は鬼瓦輪、鬼瓦でいい」

[メイン] 静かな人形 : 「鬼瓦さん、申し遅れました。私、フラーとお呼びください」

[メイン] 鬼瓦輪 : 「フラーだな、了解した!」

[メイン] 鬼瓦輪 : 少し笑顔を浮かべて
さっきより気が楽だ

[メイン] 鬼瓦輪 : 「で、お前はこの不思議な世界についてどう思っている?」

[メイン] 鬼瓦輪 : 「何でもいい、夢の中か?とか人形だらけ、とか」

[メイン] フラー : 「夢、とは思いますが。確証は持てません」

[メイン] フラー : 「何せ、目覚められないものでして」

[メイン] フラー : 「夢ならば目覚めて然るべき、のはずですが……」

[メイン] 鬼瓦輪 : ふむふむ
と話を聞く

[メイン] 鬼瓦輪 : そうだ、夢なら覚めなければならない

[メイン] 鬼瓦輪 : それが自然の摂理である

[メイン] フラー : 「しかし私はずっと、囚われている……時間の感覚も曖昧ではありますが、ずっと」

[メイン] 鬼瓦輪 : 「ず…ずっとか」

[メイン] 鬼瓦輪 : 想像もつかない

[メイン] 鬼瓦輪 : 時間感覚が曖昧なのか?それとも本当に……

[メイン] 鬼瓦輪 : 「しかしその身体じゃ不便じゃないか?人形みたいだぞ」

[メイン] 鬼瓦輪 : 先ほども思った事を口にする

[メイン] 鬼瓦輪 : イトキリにこれ言っても聞く気がしない
どうせハサミで返事されるのがオチだろう

[メイン] 鬼瓦輪 : だったら話が通じそうな彼女に聞いた方が良さそうと判断した

[メイン] フラー : 「……そういえば、不便を感じたことはありませんね……」

[メイン] フラー : 体をちょっと動かす

[メイン] フラー : 「不具合なく動いています、よね?」

[メイン] 鬼瓦輪 : 「そうか…?だが確かに……ッ!?」

[メイン] 鬼瓦輪 : 言いかけた所で口を閉じる

[メイン] 鬼瓦輪 : 周りは全て人形

[メイン] 鬼瓦輪 : イトキリも人形

[メイン] 鬼瓦輪 : フラーも人形

[メイン] 鬼瓦輪 : ならば、私だけが例外なはずがあるのだろうか

[メイン] 鬼瓦輪 : 「フラー…お前から見て私はどう映っている?」

[メイン] 鬼瓦輪 : ……想定している答えはできれば聞きたくない

[メイン] フラー : 「ああ、あなたの動きにも特に不自然な点は見当たりませんよ」

[メイン] フラー : 「ええ、人形の体でも不便はないでしょう?」

[メイン] 鬼瓦輪 : ───最悪だ

[メイン] 鬼瓦輪 : まさか、人形になっていたとは

[メイン] 鬼瓦輪 : ショックで膝から崩れ落ちそうだ
……ちくしょう

[メイン] 鬼瓦輪 : まだやりたい事とか沢山あったんだけどな…
感傷に浸る

[メイン] 鬼瓦輪 : 人形のままでも不便はない
ハハハハ、確かに慣れたらそうかもよ…

[メイン] 鬼瓦輪 : 「そうか…私は人形だったか」

[メイン] 鬼瓦輪 : 息が荒くなる
辛い、とても辛い

[メイン] 鬼瓦輪 : 泣きそうだ
もっとも、人形の姿のまま泣けるのかはわからないが

[メイン] 鬼瓦輪 : ccb<=43 (1D100<=43) > 16 > 成功

[メイン] system : [ 鬼瓦輪 ] SAN : 43 → 42

[メイン] 鬼瓦輪 :  

[メイン] 鬼瓦輪 : 人形と聞いて
ああ、そう言えば私の人生もそうだったなーと思った

[メイン] 鬼瓦輪 : 母親の言いつけを守らされて
付けたくない仮面を付けさせられて

[メイン] 鬼瓦輪 : 高校生活も風紀の鬼となりて
普通の私はもはやどこにもいなくて

[メイン] 鬼瓦輪 : 鬼を演じるだけの、そんな今まで

[メイン] 鬼瓦輪 : だけど、私は

[メイン] 鬼瓦輪 : 自由を、知ったんだ

[メイン] 鬼瓦輪 :  

[メイン] 鬼瓦輪 : 「……とりあえず、今の状況がよくわかった」

[メイン] 鬼瓦輪 : 「そう言えば」

[メイン] 鬼瓦輪 : 「私の身体に糸はついていないか?」

[メイン] フラー : 「付いているように見えますが……」

[メイン] 鬼瓦輪 : ───あるじゃないか、なんとかする方法が

[メイン] 鬼瓦輪 : フラーを少し見る
私やイトキリと同じで糸があるかの確認だ

[メイン] 鬼瓦輪 : ……ある、きっとある

[メイン] GM : ついている

[メイン] 鬼瓦輪 : 有った

[メイン] 鬼瓦輪 : 脱出の手口は、ここにも

[メイン] 鬼瓦輪 : 自由のための鍵は、ある

[メイン] 鬼瓦輪 : ccb<=72 (1D100<=72) > 36 > 成功

[メイン] 鬼瓦輪 :  

[メイン] 鬼瓦輪 : 少しずつ、心の中の心が落ち着いている

[メイン] 鬼瓦輪 : 表面はまだまだ浮き立った泡

[メイン] 鬼瓦輪 : だけど、心は

[メイン] 鬼瓦輪 : 澄み切り始めたようだ

[メイン] 鬼瓦輪 :  

[メイン] 鬼瓦輪 : 「よし、では私と一緒に来るか?」

[メイン] 鬼瓦輪 : 「このまま何もしないでいくのも億劫だろう」

[メイン] フラー : 「……その通りですね」

[メイン] フラー : 「ありがとうございます、お供させていただきましょう」

[メイン] 鬼瓦輪 : 「よろしくな!フラー」

[メイン] 鬼瓦輪 : そのまま《先に進む》

[メイン] GM :

[メイン] GM : 進む。

[メイン] GM : 進んでも進んでも風景が変わらない。
同じような廊下をずっと歩いている。

[メイン] GM : 進んだ。

[メイン] GM : 行動するなら以下から選ぶこと。それ以外は不可。
――《辺りを調べる》
――《進む》
――《戻る》

[メイン] 鬼瓦輪 : まだだ、何度でもやろう
万が一を消せ、鬼瓦輪

[メイン] 鬼瓦輪 : 《辺りを調べる》

[メイン] GM : 変わった様子はない。

[メイン] GM : だが何か、忙しなく動き回る気配がある。
人形の隙間にちらりと動く人影が見えた。辺りを調べ回っているようだ。

[メイン] 鬼瓦輪 : 「!コソコソと何をしている!」

[メイン] 鬼瓦輪 : 何となく言ってみたかったセリフを口にしながら動き回る影を見る

[メイン] GM : 人影はビクリと一度飛び上がる

[メイン] GM : それから恐る恐る顔を出した

[メイン] 鬼瓦輪 : 「お前の名前は?」

[メイン] 気弱な人形 : 「あ、ああ、ああ~……えっと」

[メイン] 気弱な人形 : 「ご、ごめんなさい……!!」

[メイン] 鬼瓦輪 : 「え…ええ!?」

[メイン] 気弱な人形 : 尋常ではなくおどおどしている。服の影から垣間見える肌と関節を見るに人形らしい。

[メイン] 鬼瓦輪 : 何か悪い事したのか私
しっかりしろ私

[メイン] 鬼瓦輪 : 「あ…謝る必要はない!名前を教えてくれと頼んでいるだけだ」

[メイン] 気弱な人形 : 「あ、は、はい。ごめんなさい……」

[メイン] 気弱な人形 : 「……ヒマリって言います」

[メイン] 鬼瓦輪 : また謝った
矯正してやりたくなってきたぞ…

[メイン] 鬼瓦輪 : 「ヒマリか、私は鬼瓦輪…鬼瓦でいい」

[メイン] 鬼瓦輪 : 「よろしくな」
そう言い手を伸ばす
握手の姿勢だ

[メイン] ヒマリ : 「あ、あっ……どうも……」

[メイン] ヒマリ : 伸ばされた手をしばらく見てから

[メイン] ヒマリ : 所在なさげにして手を宙にふらつかせていた

[メイン] ヒマリ : 「……はい」

[メイン] 鬼瓦輪 : その様子を見てフフっ、と笑う

[メイン] 鬼瓦輪 : まるで仮面を付けてちょっとした時の私みたいだ

[メイン] 鬼瓦輪 : 「……其方が出来ないなら」

[メイン] 鬼瓦輪 : 「此方からだな!」

[メイン] 鬼瓦輪 : 宙にふらついたヒマリの手を両の手で優しく握る

[メイン] ヒマリ : 「あ、へ、あ?」

[メイン] ヒマリ : 「あ、ああー、あ…………」

[メイン] ヒマリ : 「……はい、ごめんなさい」

[メイン] 鬼瓦輪 : 「またそれだ、謝ってしまう」

[メイン] 鬼瓦輪 : 言いたい事が…言いたい事がどんどん増えているぞ

[メイン] 鬼瓦輪 : だが少なくとも今言うことではないな、うん

[メイン] 鬼瓦輪 : 手を離して再び尋ねる

[メイン] 鬼瓦輪 : 「先ほどまで何をしていた…?」

[メイン] ヒマリ : 「え、えとー、で……出口……ないかなって……」

[メイン] 鬼瓦輪 : 「出口を探すために《辺りを調べていた》か?」

[メイン] ヒマリ : 「はい……」

[メイン] ヒマリ : 「あの、すいません、勝手に……」

[メイン] 鬼瓦輪 :  

[メイン] 鬼瓦輪 : 「いや、いいんだ」
宥めるように一言

[メイン] 鬼瓦輪 : ……糸に繋がれていると言うことは

[メイン] 鬼瓦輪 : 誰かが私を動かしているのかもしれん

[メイン] 鬼瓦輪 : 強く、強く考えろ

[メイン] 鬼瓦輪 : 私は、本当の私は

[メイン] 鬼瓦輪 : 『お前なんかに与えられた選択肢だけじゃ満足したくない』

[メイン] 鬼瓦輪 : 誰かが操っているとなれば、合点がいく

[メイン] 鬼瓦輪 : イトキリは、『前進』

[メイン] 鬼瓦輪 : ヒマリは『辺りを調べる』

[メイン] 鬼瓦輪 : フラーの行動は、私の中にある3択には無さそうだ

[メイン] 鬼瓦輪 : ………釈迦の掌の上の孫悟空とはよく言った物だ

[メイン] 鬼瓦輪 : しかし

[メイン] 鬼瓦輪 : 終わらない劇も無ければ覚めない夢もなく、切れない糸も

[メイン] 鬼瓦輪 : 『あってたまるか』

[メイン] 鬼瓦輪 :  

[メイン] 鬼瓦輪 : 「調べるばかりで飽きたりしないのか?」

[メイン] 鬼瓦輪 : 私の好奇心からか、『私』の好奇心からか
とにかく質問してみる

[メイン] ヒマリ : 「ど、どうなんでしょうか……」

[メイン] ヒマリ : 「あ、自分のことなのにおかしいですよね……これ……」

[メイン] 鬼瓦輪 : 「私もそう思う、何かおかしくないか?と」

[メイン] 鬼瓦輪 : 「だから、だ」

[メイン] 鬼瓦輪 : 「この私に着いて来るか?ヒマリ」

[メイン] ヒマリ : 「え」

[メイン] ヒマリ : 「でも私、多分、邪魔になりますし……」

[メイン] 鬼瓦輪 : 「そんなことはない!」

[メイン] 鬼瓦輪 : 「私は邪魔と思わない!」

[メイン] 鬼瓦輪 : あーもう!
こう言った輩は本当に本当に…

[メイン] 鬼瓦輪 : 「言い方を変えるぞ」

[メイン] 鬼瓦輪 : 「私に着いて来い!」

[メイン] ヒマリ : 「あ、え」

[メイン] ヒマリ : 「あう、あううあううあ」

[メイン] ヒマリ : 「……は、はい」

[メイン] ヒマリ : かっくんと頷いた

[メイン] 鬼瓦輪 : 「フフ…よし、行くぞ!」

[メイン] 鬼瓦輪 : 【前に進む】

[メイン] GM :

[メイン] GM : 《進む》。

[メイン] GM : 進んでも進んでも風景が変わらない。
同じような廊下をずっと歩いている。

[メイン] GM : 進んだ。

[メイン] GM : 行動するなら以下から選ぶこと。それ以外は不可。
――《辺りを調べる》
――《進む》
――《戻る》

[メイン] 鬼瓦輪 : 《辺りを調べる》
3択に乗るのは癪だが、これが最善手であるのも確かだ

[メイン] GM : ここは最初にいた廊下と同じ場所に見える。

[メイン] GM : ハサミの音が聞こえる。

[メイン] 鬼瓦輪 : 「このハサミの音に、聞き覚えは?」

[メイン] 鬼瓦輪 : 二人に尋ねる

[メイン] フラー : 「これは……彼女ですね。気を付けたほうがよろしいかと……」

[メイン] フラー : 「ハサミを振り回して歩く、危険人物……危険な人形です」

[メイン] ヒマリ : 「あ、私も一度聞きました……すぐ隅っこに隠れましたけど……」

[メイン] 鬼瓦輪 : 「…イヤ、今回に関しては少し間違いだ」

[メイン] 鬼瓦輪 : 「私にある糸、恐らくは他にもあるかもしれないが」

[メイン] 鬼瓦輪 : 「これを切ってもらう」

[メイン] 鬼瓦輪 : 「正気とは思えないだろう。しかし私はこれしか助かる道がないと思える」

[メイン] ヒマリ : 「えっえっ」

[メイン] ヒマリ : 「……本気ですかあ!?」

[メイン] 鬼瓦輪 : ─── 三島由紀夫の著書、葉隠入門にはこう記されてある

[メイン] 鬼瓦輪 : 本気にては大業はならず 気違ひになりて死狂ひするまでなり。

又武士道は於て分別出来れば、はや後るるなり。

[メイン] 鬼瓦輪 : 正気でいて、何故ここから抜け出せると思うのか

[メイン] 鬼瓦輪 : 悩みに悩んだ結果として、何が残るのか

[メイン] 鬼瓦輪 : だから私は
やるしかないんだ

[メイン] 鬼瓦輪 : 「本気だとも!」

[メイン] 鬼瓦輪 : 過去一番、無責任な言葉だが言ってやる

[メイン] 鬼瓦輪 : 「私を!信じろ!!」

[メイン] ヒマリ : 「え、は、はい!!」

[メイン] 鬼瓦輪 : 「イトキリ!聞こえているか!!」

[メイン] GM : 返事はないがハサミの音がちょっと荒くなった気がする

[メイン] 鬼瓦輪 : 「ハハ!聞こえていそうだな!」

[メイン] 鬼瓦輪 : 「私からの頼みはただ一つ!私や隣の2人の糸を切ってほしいことだ!」

[メイン] 鬼瓦輪 : 「この糸は!どうも思考を固定化させる効力がある!」

[メイン] 鬼瓦輪 : 「………」
無言、相手が目の前に現れるのを待つ

[メイン] GM : チョッキン!

[メイン] GM : 廊下の先に見えていた人形が、糸が切れたように崩れ落ちた

[メイン] イトキリ : 「自殺志願人形は初めて見たわ」

[メイン] 鬼瓦輪 : 「……本当に、そう思うか」

[メイン] 鬼瓦輪 : 「私は、希望を見つけた」

[メイン] 鬼瓦輪 : 糸が私たちを操っているなら…その糸を断てばいい

[メイン] 鬼瓦輪 : 「……本気だとも」

[メイン] 鬼瓦輪 : 「私は、ここにいる2人を」

[メイン] 鬼瓦輪 : そして、イトキリも
とはまだ言わない

[メイン] 鬼瓦輪 : 「……助ける!」

[メイン] 鬼瓦輪 : 「だから、そのまま突っ切って私たちの糸を…切れ!」

[メイン] 鬼瓦輪 : 行動は

[メイン] 鬼瓦輪 : 3択からは、選ばない

[メイン] 鬼瓦輪 : ただあるがままに、それを受け入れる

[メイン] 鬼瓦輪 : 「…フラーとヒマリもこれでいいか?私のわがままがいやならすぐに逃げてもいいんだぞ?」

[メイン] ヒマリ : 「え、そ、そんな今更言われましても……!!」

[メイン] ヒマリ : 「……だって信じろって言ったじゃないですか!?」

[メイン] 鬼瓦輪 : 「わかっているとも!」

[メイン] 鬼瓦輪 : 笑顔を向けて
それは強がりでも何でもなく

[メイン] 鬼瓦輪 : 「信じてくれてありがとう」

[メイン] 鬼瓦輪 : 「大丈夫、絶対に何とかなる」

[メイン] ヒマリ : 「ですよね!!」

[メイン] フラー : 「私も命運をお預けしましょう」

[メイン] フラー : 「何もせずにいても仕方ない。そして、ここで退いてもやはり仕方ないことだと思いますので」

[メイン] イトキリ : 「3人揃われると……流石に超絶邪魔ね……」

[メイン] 鬼瓦輪 : 「だったらイトキリ、お前が取る行動は一つなのだろう」

[メイン] イトキリ : 「まあね」

[メイン] イトキリ : 「ってわけで、分かってるなら、怖けりゃ退いてちょうだいな!」

[メイン] イトキリ : 歩いてくる。

[メイン] 鬼瓦輪 : 「退かない!」

[メイン] 鬼瓦輪 : そのまま、直立

[メイン] 鬼瓦輪 : (一つ言いたい事があるとしたら…私は…お前も…)

[メイン] 鬼瓦輪 : いや、今は…今はいい

[メイン] 鬼瓦輪 : ただでも

[メイン] 鬼瓦輪 : 1人残して皆が行くのは

[メイン] 鬼瓦輪 :
ムカ
傷つくだろうなぁ

[メイン] 鬼瓦輪 : だから

[メイン] 鬼瓦輪 : 待っていてくれ

[メイン] 鬼瓦輪 : 私は、絶対に

[メイン] 鬼瓦輪 : お前を助けに戻る

[メイン] 鬼瓦輪 : 「さあ!来い!!」

[メイン] イトキリ : 「……」

[メイン] イトキリ : チョッキン!

[メイン] GM : 探索者の頭上を、金属の光沢が通り過ぎる。

[メイン] GM : 同時に、糸が切れたように全身が突然、脱力する。

[メイン] 鬼瓦輪 : 「────あ」

[メイン] 鬼瓦輪 : そのまま脱力し、膝から崩れ落ちる

[メイン] GM : 横から更に二人分、何が崩れ落ちるような音がする

[メイン] イトキリ : 「何だったのでしょうね……」

[メイン] イトキリ : 3人分の糸を切り終えて、変わりなく歩いて行った。

[メイン] GM :

[メイン] GM :

[メイン] GM :

[メイン] GM : あなたは暗い廊下に倒れていた

[メイン] GM : 辺りはよく見えないが広い 両手を広げても3人は並べるか

[メイン] GM : いや、実際に3人並んで倒れていた

[メイン] GM : 体は自由に動くようだ

[メイン] GM : 自由行動開始

[メイン] 鬼瓦輪 : 「あ…ここは?」

[メイン] 鬼瓦輪 : 周りを見渡す
どうやら廊下であることは変わりはないようだ

[メイン] 鬼瓦輪 : ふと、隣の人を見る
……よかったぁ!

[メイン] 鬼瓦輪 : ……自分の手のひらを確認しよう

[メイン] 鬼瓦輪 : 人か、人形か
区別をつけやすい

[メイン] GM : 見慣れた自分の手だ
人形のものには見えない

[メイン] 鬼瓦輪 : 「……わ…私、人間に戻った!」

[メイン] 鬼瓦輪 : 慌てて他の2人も見る

[メイン] 鬼瓦輪 : 私がそうであるなら、恐らく残りの2人も

[メイン] GM : 二人も人間のように見える。

[メイン] 鬼瓦輪 : 「は、ははははは…やってやったぞ」

[メイン] 鬼瓦輪 : 「どーだこの操っていた何者め!思い知ったか!ハハハハ…ハ」

[メイン] 鬼瓦輪 : 「出口…どこだ…?」

[メイン] 鬼瓦輪 : ひとまず、周りを《目星》で調べよう
……決して操られてるわけじゃ無いぞ!

[メイン] GM : 技能は自由に振ってよい

[メイン] 鬼瓦輪 : ccb<=99 勝手に振る (1D100<=99) > 65 > 成功

[メイン] GM : 一体のマネキン人形がメモを握っている

[メイン] 鬼瓦輪 : 「…む、これは?」

[メイン] 鬼瓦輪 : メモをマネキン人形から取り、読む

[メイン] GM : メモ・明晰夢について
「夢を夢と自覚すること。そうすれば夢を自由にできるようだ。
 !うっかり目覚めるなんて想像すると起きてしまうので注意!」

[メイン] 鬼瓦輪 : 「はー成る程、成る程」

[メイン] 鬼瓦輪 : 単純すぎる…私こんな空間でウロウロしていたのか…?

[メイン] 鬼瓦輪 : 今更ながら、自分の情けなさに少しだけ笑いが出る

[メイン] 鬼瓦輪 : 「フラー、ヒマリ…起きているか?」

[メイン] 鬼瓦輪 : 「起きているなら、このメモを少し見てくれ」

[メイン] ヒマリ : スッ…!スッ…!スヤッ…!

[メイン] フラー : 「……はっ」

[メイン] フラー : 寝てたらしい。

[メイン] 鬼瓦輪 : 「おはよう!」

[メイン] フラー : 「お、おはようございます……」

[メイン] フラー : 「あ、でもまだ廊下……?」

[メイン] 鬼瓦輪 : 「実はな…ここは夢の世界で念じれば出れるようだ」

[メイン] 鬼瓦輪 : そう言ってメモを見せる

[メイン] 鬼瓦輪 : ただ

[メイン] 鬼瓦輪 : まだやり残したことは、ある

[メイン] 鬼瓦輪 : 「メモを読んでもらった上で、だが」

[メイン] フラー : 目を擦りながらメモを見た

[メイン] フラー : 「成る程、いかがしましたか」

[メイン] 鬼瓦輪 : 「確かに、念ずればここから出られるだろう」

[メイン] 鬼瓦輪 : 「だけど」

[メイン] 鬼瓦輪 : 「1人足りないまま、私は出たくない」

[メイン] 鬼瓦輪 : 「私はイトキリも混じえて、ここから出たい」

[メイン] 鬼瓦輪 : 「……またまた悪いが、私の我儘に付き合ってもらえるか?」

[メイン] フラー : 「勿論のことです」

[メイン] フラー : 「ここに来て、我が儘ということもないでしょう」

[メイン] 鬼瓦輪 : 「フフ、ありがとうな」

[メイン] 鬼瓦輪 : 笑顔で

[メイン] 鬼瓦輪 : 「ヒマリ、起きろー」

[メイン] ヒマリ : 「お母さん……あと5分……」

[メイン] ヒマリ : 「……ふぁあ?」
目を開ける

[メイン] 鬼瓦輪 : 「さて寝起きのヒマリに問題だ、先程までと私は何処が違うだろうか」

[メイン] ヒマリ : 「えー……?」

[メイン] ヒマリ : 「うーん……何だか、楽しそうですね!」

[メイン] 鬼瓦輪 : 「ま…まあそうか…」
少し照れながら

[メイン] 鬼瓦輪 : 「いやそうじゃない、人形じゃなくなったんだよ、私たちは!」

[メイン] 鬼瓦輪 : そしてメモを見せる

[メイン] ヒマリ : 「えっ!?」

[メイン] ヒマリ : 「あ、あー……本当だ……」

[メイン] ヒマリ : それからメモをじろじろ見る。

[メイン] ヒマリ : 「これは~……」

[メイン] 鬼瓦輪 : 「待った!」

[メイン] 鬼瓦輪 : 「まだ帰ることは念じないでほしい」

[メイン] ヒマリ : 「!」

[メイン] 鬼瓦輪 : 「私は、ここに1人で取り残されたイトキリも…助けたい」

[メイン] 鬼瓦輪 : 「それが終わってからで…いいか?」

[メイン] ヒマリ : 「あ、な、なるほど!」

[メイン] ヒマリ : 「あの人……結局、私たちを助けてくれたんですもんね!」

[メイン] 鬼瓦輪 : 「だったら次は」

[メイン] 鬼瓦輪 : 「私たちの番だ!」

[メイン] ヒマリ : 「はいっ」

[メイン] 鬼瓦輪 : 念じる
イトキリ
《頑固者》の糸を切る事ができる刀がどこからか手元に来るようにと

[メイン] GM : 刀はあなたの手元にあった
今出てきたのかもしれないし、最初からあったのかもしれない。

[メイン] 鬼瓦輪 : そして

[メイン] 鬼瓦輪 : 『私をイトキリの元まで連れて行け』

[メイン] 鬼瓦輪 : 強く、そう念じた

[メイン] GM :

[メイン] GM : イトキリは目の前にいた

[メイン] イトキリ : ちょっと唖然とした顔をしている

[メイン] 鬼瓦輪 : 「…どうした?不可解な者でも見たような顔だが」

[メイン] 鬼瓦輪 : 少し笑みを浮かべて

[メイン] イトキリ : 「君、さっき切られなかったけ……?」

[メイン] 鬼瓦輪 : 「切られた」

[メイン] 鬼瓦輪 : 「だからこそ、ここにいる」

[メイン] 鬼瓦輪 : 「…あの糸を切る事が、ここから抜け出す大条件」

[メイン] 鬼瓦輪 : 「だけど」

[メイン] 鬼瓦輪 : 「糸を切られたのは、3人だけ」

[メイン] 鬼瓦輪 : 「お前を、数に入れていない」

[メイン] イトキリ : 「ええ……?」

[メイン] イトキリ : 「そもそも私に糸とかあるわけなくない?」

[メイン] イトキリ : 「あ、服が解れてる?」

[メイン] 鬼瓦輪 : 嗚呼、コイツにこれは通用しそうに無いな

[メイン] 鬼瓦輪 : 全く、頑固者め

[メイン] 鬼瓦輪 : ……お互い様か?
まあいい

[メイン] 鬼瓦輪 : あの時思った事が再び戻ってきた

[メイン] 鬼瓦輪 : 諦めずに、前に前に進んでいるのに

[メイン] 鬼瓦輪 : 結果が結びつかないなんて

[メイン] 鬼瓦輪 : あってはならない

[メイン] イトキリ : 「で、何の用? 何もないなら退いてよね」

[メイン] 鬼瓦輪 : 「そうだな」

[メイン] 鬼瓦輪 : 言葉を、変えよう

[メイン] 鬼瓦輪 : 「私は、お前と共にここから脱出する!」

[メイン] 鬼瓦輪 : そう言い、刀を構える

[メイン] イトキリ : 「えっ」

[メイン] イトキリ : ハサミ向けたら刀向けられるとかどう考えても釣り合ってなくない?

[メイン] 鬼瓦輪 : 「…イトキリ、前会った私と…今目の前にいる私」

[メイン] 鬼瓦輪 : 「見た目の違いは、何かわかるか?」

[メイン] イトキリ : 「ああ……そういえば……」

[メイン] イトキリ : 「あれ、人形じゃないじゃん」

[メイン] 鬼瓦輪 : 「そうだ」

[メイン] 鬼瓦輪 : 「さっきまで人形だったはずなのに、だ」

[メイン] 鬼瓦輪 : 「何故だと思う?尤も、我武者羅に前に進み続けているだけじゃわからないかもな」

[メイン] イトキリ : 「ま、わからないわね!」
あっけらかん

[メイン] 鬼瓦輪 : 「お前が私を助けてくれたからだ」

[メイン] 鬼瓦輪 : 「自覚していなくても、これは事実だ」

[メイン] 鬼瓦輪 : 「だから、私は今お前の目の前にいる」

[メイン] 鬼瓦輪 : 「恩を返すために」

[メイン] イトキリ : 「は~あ」

[メイン] イトキリ : 「君が生き辛そうってことは分かったわ」

[メイン] 鬼瓦輪 : 「よく言われる」

[メイン] 鬼瓦輪 : 真面目で結構

[メイン] 鬼瓦輪 : 「生き辛くても、やらないといけない事がある」

[メイン] 鬼瓦輪 : もう言葉を取り繕うのは、やめだ
私の本心を…そのまま伝える!

[メイン] 鬼瓦輪 : 「私は!お前をこんな場所に1人でいさせたく無い!」

[メイン] 鬼瓦輪 : 「ゴールは!全員で!!」

[メイン] 鬼瓦輪 : 「……進むなら、進め。私をハサミで切ってもいい」

[メイン] 鬼瓦輪 : 「だけどさ」

[メイン] 鬼瓦輪 : 「今は、私とよく話してくれるな…イトキリは」

[メイン] イトキリ : 「ええ、そりゃまあ……」

[メイン] イトキリ : 「人は切らないでしょ……」

[メイン] 鬼瓦輪 : 「……もしも、そのまま前を進み続けるのが正解だと思うなら私を押しのけてでも進むといい」

[メイン] 鬼瓦輪 : そう言い、再び念じる
……少しだけ私を人形に戻す

[メイン] 鬼瓦輪 : ただし、私は私が操る

[メイン] 鬼瓦輪 : 他者の介在は、不要

[メイン] 鬼瓦輪 : 相手が、躊躇わない姿になって

[メイン] 鬼瓦輪 : 『偽りの意思に囚われたお前か』
『本当の自分を見つけた私か』

[メイン] 鬼瓦輪 : 決着を、つけよう

[メイン] 鬼瓦輪 : 「これなら、前と同じで切りやすいだろう?」

[メイン] イトキリ : 「……は~」

[メイン] イトキリ : 「いや、そうだけどさ……」

[メイン] イトキリ : 「切ろうと思えば切れるけども」
歩いている

[メイン] イトキリ : 「でもそんなナリしようがさあ……」

[メイン] イトキリ : 「鬼瓦、君、人間じゃないの」
まだ歩いている

[メイン] 鬼瓦輪 : 「そうだ」

[メイン] 鬼瓦輪 : 続いて、同じく前に進む

[メイン] イトキリ : 「頭は堅そうだけど」

[メイン] イトキリ : 「悪い子じゃなさそうだし」
まだ歩いている

[メイン] 鬼瓦輪 : 「うぐっ…」
相変わらず痛いところをつく

[メイン] 鬼瓦輪 : 同じく、歩く

[メイン] イトキリ : 「そんなのだったら流石に……」
ちょっと歩調が落ちて

[メイン] 鬼瓦輪 : そのまま、歩調を落とさずに

[メイン] 鬼瓦輪 : 「悪い子で無ければ、なんだ」
歩み続ける

[メイン] イトキリ : 「それは、当然」

[メイン] イトキリ : 「切れないでしょ……」
足が止まった

[メイン] 鬼瓦輪 : 技能を 振る

[メイン] 鬼瓦輪 : ccb<=99 鹿島神傳直心影流 (1D100<=99) > 65 > 成功

[メイン] 鬼瓦輪 : 左手で柄を持ち、右手で刀身を支え

[メイン] 鬼瓦輪 : 瞬時に

[メイン] 鬼瓦輪 : イトキリ
『頑固者』の糸を、切る

[メイン] 鬼瓦輪 : 【横一文字】

[メイン] イトキリ : 薄く笑った

[メイン] イトキリ : それから、糸が切れたようにゆっくりと

[メイン] 鬼瓦輪 : 人形の姿のまま、イトキリを抱き抱える
せめて、落ちる時までは

[メイン] イトキリ : 地面に崩れ落ちることはなく、そのまま意識を失った

[メイン] 鬼瓦輪 : そのまま、自分を元の人に戻るように念じ、フラーやヒマリ、イトキリの元に戻るようにとも念じた

[メイン] 鬼瓦輪 : この劇に役者はもう、いない

[メイン] 鬼瓦輪 : あるのは、役割から解放された『私たち』だ

[メイン] 鬼瓦輪 :  

[メイン] 鬼瓦輪 :  

[メイン] 鬼瓦輪 :  

[メイン] ヒマリ : あわあわと、落ち着かない様子で右往左往している。

[メイン] フラー : その背中を撫でて落ち着かせようとしている。

[メイン] フラー : 「そんなに心配しなくても……」

[メイン] ヒマリ : 「で、でもお……」

[メイン] ヒマリ : 「いや。私が行っても何もできないのは分かっていますけども!」

[メイン] ヒマリ : 「でも一人で行っちゃうとか……心配じゃないですか……」

[メイン] フラー : 「ううん」

[メイン] フラー : 「ヒマリさんは、鬼瓦さんを信用していらっしゃらなかったので?」

[メイン] ヒマリ : 「えっ」

[メイン] フラー : 「私は、彼女ならば何も心配することは無いだろう、と。そう思っています」

[メイン] フラー : 「ヒマリさんは違うのですか?」

[メイン] ヒマリ : 「え、え~……その~……」

[メイン] ヒマリ : 「……そういう問題じゃないっていうか!」

[メイン] 鬼瓦輪 : 「……ふふ、心配してくれてたんだな」
どこからか、イトキリを背におぶったまま出てくる

[メイン] ヒマリ : 「!」

[メイン] フラー : 「ほら、言った通りでしたね」

[メイン] ヒマリ : 「む、む、む~!?」

[メイン] 鬼瓦輪 : 「起きろー着いたぞ」
背中のイトキリに対して

[メイン] 鬼瓦輪 : 「有言実行だ!」
軽く左手でVサインを作りながら

[メイン] イトキリ : 「……あ~?」

[メイン] イトキリ : 「ああ。」

[メイン] ヒマリ : 「ほ、本当に連れてきた……」

[メイン] 鬼瓦輪 : 「取り敢えず」

[メイン] 鬼瓦輪 : 「このメモを見てくれ」

[メイン] イトキリ : 「あいあい」
背中からずり落ちつつ

[メイン] イトキリ : 「つまり……やっぱりただの夢だったってこと!?」

[メイン] 鬼瓦輪 : 「ああ。」

[メイン] 鬼瓦輪 : 「念じたら、出れそうだ」

[メイン] イトキリ : 「やっぱり私は間違ってなかったのね」

[メイン] 鬼瓦輪 : 「…………ははは」
乾いた笑い

[メイン] 鬼瓦輪 : 「後は皆で合わせて念じれば出れるだろうが…」

[メイン] 鬼瓦輪 : 「その前に、もしも私とまた会う時のために」

[メイン] 鬼瓦輪 : メモの裏に、自分の住む学園の住所や携帯番号を記していく

[メイン] 鬼瓦輪 : 「はい、これ』

[メイン] 鬼瓦輪 : 「まぁ…べ…別に無視してもいいが…一度は来てくれたらいいなー…とは…」

[メイン] ヒマリ : 「い、行きます! 行きますから!」

[メイン] フラー : 「ええ、私も是非に」

[メイン] 鬼瓦輪 : 「イトキリは?」

[メイン] イトキリ : 「まあ気が向いたらね」
メモ裏を何度もチラ見しつつ

[メイン] イトキリ : 「あ、そうだ」

[メイン] イトキリ : 「一個言い忘れてた」

[メイン] 鬼瓦輪 : 「…む?」
その様子を見て少し照れながら

[メイン] イトキリ : 腕を何度か回して

[メイン] イトキリ : 「鬼瓦の言ってたこと、なーんか分かった気がするから」

[メイン] イトキリ : 「その分、ありがとね」

[メイン] 鬼瓦輪 : 「……わかったなら、よし!」
満面の笑みを浮かべて

[メイン] 鬼瓦輪 : 「さて、帰るか!」

[メイン] ヒマリ : 「はいっ!」

[メイン] フラー : 「はい!」

[メイン] イトキリ : 「はーい」

[メイン] 鬼瓦輪 : 「あえて言おう!」

[メイン] 鬼瓦輪 : 「"また"な〜〜!!」

[メイン] 鬼瓦輪 : 手を振りながら

[メイン] 鬼瓦輪 : この夢が覚めて、現実に戻るように

[メイン] 鬼瓦輪 : そう願った

[メイン] 鬼瓦輪 :  

[メイン] 鬼瓦輪 :  

[メイン] 鬼瓦輪 :  

[メイン] 鬼瓦輪 : 目を覚まし、鳴るアラームを止める

[メイン] 鬼瓦輪 : 時刻は6:30
うん、起床時間バッチリだ

[メイン] 鬼瓦輪 : アレは夢なのだろうか…?

[メイン] 鬼瓦輪 : いや、そんなはずはない

[メイン] 鬼瓦輪 : 携帯を見て、そう確信した

[メイン] 鬼瓦輪 : 非通知
しかし私はこれが誰が送ってきたのか、よくわかる

[メイン] 鬼瓦輪 : 生憎と、今日から3日間は休校日だ

[メイン] 鬼瓦輪 : 非通知のメールに対して、返答を送る
『◯月△日、午前11:00にて待つ』

[メイン] 鬼瓦輪 :  

[メイン] 鬼瓦輪 : 校門前にて、刀を帯刀した少女は佇む

[メイン] 鬼瓦輪 : 約束の時間まで後10分ほどだ

[メイン] 鬼瓦輪 : 気になって2時間前には校門前にいた
……ロクな準備をしていなかったから寒い

[メイン] イトキリ : いの一番に現れたのはイトキリだった

[メイン] イトキリ : スマホの地図アプリをガン見しながらフラフラと歩いていた。

[メイン] 鬼瓦輪 : 「イトキリ!」

[メイン] 鬼瓦輪 : フラフラと歩いているイトキリを見て呼びかける

[メイン] イトキリ : 顔を上げる

[メイン] 鬼瓦輪 : 「一番乗りだな!」

[メイン] イトキリ : 「ま、当然ね」

[メイン] イトキリ : 「私だもの……」

[メイン] イトキリ : うんうん、と一人頷いた。

[メイン] 鬼瓦輪 : 「は、それもそうか!」
なんか納得したように

[メイン] 鬼瓦輪 : 「残りは…2人かな」

[メイン] ヒマリ : 「あ、もうお二人揃ってますよ……フラーさんっ!」

[メイン] ヒマリ : 少し甲高い声が校門前に響く。

[メイン] 鬼瓦輪 : 「ヒマリ!」

[メイン] 鬼瓦輪 : 手を振って呼びかける

[メイン] イトキリ : ほーん、という風に校門に背中を預けている。

[メイン] ヒマリ : 「鬼瓦さん~!」
とてとてと走り

[メイン] ヒマリ : 「フラーさんも、ほらっ」
後ろを振りむいた

[メイン] フラー : 「そんなに急ぐと危ないですよ……」

[メイン] フラー : ヒマリの後ろからゆっくりとついてきていた

[メイン] 鬼瓦輪 : 「フラー!」

[メイン] 鬼瓦輪 : その後、らしくない呼びかけをした事で少し顔を赤らめながら咳払い一つして

[メイン] フラー : 「ご機嫌麗しゅう……」
軽くお辞儀

[メイン] 鬼瓦輪 : 「よし、よく集まってくれた!」

[メイン] 鬼瓦輪 : 「む、ご機嫌よう」
同じく、軽くお辞儀をする

[メイン] ヒマリ : 「ご、ごきげんよう……」
つられてたどたどしくお辞儀

[メイン] イトキリ : 「何やってんだか……」

[メイン] 鬼瓦輪 : 「せっかく集まったわけだ…何がしたいとかあるか?」

[メイン] 鬼瓦輪 : 流れを進めるように話題を少しだけ進める

[メイン] イトキリ : 「自分で集めたのに、ノープランだったわけ?」

[メイン] ヒマリ : 「え、えあー。私は何でもいいですよ……!」

[メイン] 鬼瓦輪 : 「……な…何もなければ買い物とかに行こうかな!くらいは考えてたぞ!」

[メイン] フラー : 微笑んで静観してから

[メイン] フラー : 「なら、そのようにしましょうか」

[メイン] ヒマリ : 「お買い物……!」

[メイン] ヒマリ : 「私、お友達とお買い物とかしたことなかったんですよね……!」

[メイン] 鬼瓦輪 : 「イトキリは?」

[メイン] イトキリ : 「あー?」

[メイン] イトキリ : 「そうね、それなら……野暮ったいのが多いし、洋服でも見繕いに行きましょう」

[メイン] イトキリ : 私、その辺うるさいわよと付け足して。

[メイン] 鬼瓦輪 : 「賛成だな!」と元気よく返事して

[メイン] 鬼瓦輪 : む…むむむ?むう……
何かよくわからないが思ったより大変になりそうだ

[メイン] 鬼瓦輪 : 「よし、出発だ!」

[メイン] ヒマリ : 「出発進行~~~!」

[メイン] フラー : 「進行!」

[メイン] イトキリ : 「……」

[メイン] イトキリ : 「し、進行~」

[メイン] 鬼瓦輪 : クスッと笑う

[メイン] 鬼瓦輪 : 嗚呼、悪いことばかりじゃなかった

[メイン] 鬼瓦輪 : あの出来事があったからこそ、今の私がいる

[メイン] 鬼瓦輪 : 今、こうして友達と買い物に行く私がいる

[メイン] 鬼瓦輪 : ……これは、大好きだ

[メイン] 鬼瓦輪 : 覚めない夢はなく
終わらない演劇もなく
断てない糸もなかった

[メイン] 鬼瓦輪 : ─────最高だ

[メイン] 鬼瓦輪 :  

[メイン] 鬼瓦輪 :  

[メイン] 鬼瓦輪 :